コア・サテライト戦略

年金基金などの機関投資家が取り入れている考え方のひとつで、ポートフォリオを安定運用である「コア(核)」と積極運用である「サテライト(衛星)」に明確に分割し、効率的に資産運用を図る手法です。
金融資産運用にあたってはこの「コア・サテライト戦略」の活用をご提案申し上げます。
コア部分では、ライフプラン、ライフステージ、資産の額などに基づき長期的な視点に立って投資を行い安定的な成長を目指し、サテライト部分は、市況環境の変化に応じ投資対象や投資期間に柔軟性を持たせ、「攻め」の投資を行いコア部分より高いリターンを目指します。
弊社では、この戦略に基づいたポートフォリオの構築やメンテナンスのアドバイスを通じてお客様の資産運用が満足したものとなるよう貢献してまいります。

国際分散投資

グローバルな視点で投資先を選定し、資産を分散して運用することで世界全体からの投資の利益を最大限に引き出すことが可能になります。
また、世界各国の経済や金融情勢等は異なるため株価や金利も異なる動きとなり、各国に分散投資をすることで特定の国の相場変動に対するリスクの低減効果も期待できます。
弊社では、投資対象を日本国内に限定することなく、先進国や新興国の成長株や割安と判断した債券あるいは信頼できると判断した投資信託のご提案をさせていただきます。

積立投資

2018年1月に「つみたてNISA」がスタートしました。
国が非課税枠を設けて、国民の資産形成を支援する目的で積立投資に限定して設計された制度です。
投資に万全の方法は存在しませんが、合理的な資産形成方法として国が積立投資を推奨しているといえます。
定期的に定額の積立投資を行うことは、ドルコスト平均法とも呼ばれており、価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く購入することによって、購入平均価格を低くすることができます。
時間分散を図ることでリスクを低減する効果が期待できます。
なお、まとまった資金を運用するにあたってもこの時間分散の考えは応用することが可能です。
弊社では、購入商品等の具体的なアドバイスをさせていただきます。

長期投資による複利効果

複利効果とは、投資で得た収益を再投資することで雪だるま式に運用資産を膨らます効果のことです。
「初年度に100万円を投資して、年率10%のリターンで運用した場合」の単利と複利の場合の試算結果は以下の通りです。(単位:万円)
初年度 1年目 5年目 10年目 20年目 30年目
単利 100 110 150 200 300 400
複利 100 110 160 260 670 1,750

(ご注意)長期投資による複利効果の表は、投資に関する費用・税金等を考慮しておりません。

その差は、5年目で1.1倍、10年目で1.3倍、20年目で2.2倍、30年目で4.4倍にもなります。
投資収益の再運用と長期投資のメリットの大きさが実感できる試算結果です。
複利効果を享受するためには資産運用のスタートは早ければ早いほどよいといえます。
弊社は、複利効果のメリットを活かした長期的な視点で資産運用アドバイスを行います。